久々の連休ということもあってようやく我が愛車、インプレッサ(GC1)のフロントブレーキパッド交換を行いました。
以前、自動車整備士をしていたこともあったのでメンテナンスに関してはほとんどのことができ、ブレーキパッドも近所の自動車部品販売店から購入して自前の道具でやりました。
最初は駐車場で行うつもりでしたが、止めてる場所がマンション一階というのもあって人目を気にして少し離れた平らな場所を探して作業開始。
さてさて・・折角なので、ブレーキパッド交換の工程なんかをメモしてみます。
●フロント・ブレーキパッド交換
★準備するもの
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ブレーキパッド(新品)
→当然これが無いとはじまりません。
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メガネレンチ(14cm〜)
→ブレーキキャリパの脱着に必要。車両によるけど、大体の車両が14cmだったとおもいます。軽は12cmとかあったかな?
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クロスレンチ(17cm〜)
→タイヤのホイルナット脱着に必要。車に備え付けのモノでも可ですが、作業をしやすく確実に行うにはクロスレンチは欲しいところ。
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万力(やや大きめ)
→ブレーキキャリパのシリンダを押し上げるのに必要。ホームセンターのDIYコーナーなどで販売しています。
その他の消耗品(無くても可ですが、愛車を思えば・・)
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グリス→タイヤのホイルナット脱着時やブレーキキャリパのボルト取り付け時にねじ山に塗ります。締め付け時スムーズに回転し、腐食などからねじ山を守る役目も。
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ブレーキクリーナ→揮発性の速乾スプレータイプ。ブレーキキャリパの鉄粉等を落とす。手についた鉄粉やオイルも落としてくれる。(手は荒れますが(笑))
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ブレーキパッド用グリス→「鳴き止め」です。専用のものがあります。(色はシルバーの固めのグリス)ブレーキパッドの裏にプレートを張るタイプは塗りなおしたほうがいい。
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ウエス→ボロ布。ふき取りとかで二、三枚ぐらいは使う。
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軍手→ケガ防止で必ず準備したい。ちなみに自分は整備士時代は皮手袋ばかり使ってた。
(手が汚れにくくて洗う手間が少なくてすむからw)
・・ってな感じで作業開始。
●作業工程1.車を平らなところで止め、後輪をサイドブレーキや輪留めなどをする。・・当然ですが、安全確保のためにそこそこの広さとしっかり車を止めます。
一応、公道などでの整備はケーサツに見つかるとそりゃ注意されますので場所確保はよく考えます。
2.ボンネットを開け、ブレーキフルードサーバーのふたを開ける。ブレーキパッドの残量が減るとフルードの液面も低下していきます。・・が、交換時にシリンダーを押し上げると同時に液面もあがりますので、一応ふたを開けて、周りにウエス(ボロ布等)を巻いておきます。
3.車両のフロント部分をジャッキアップする。タイヤホイルを取り外すので必須作業ですが・・意外と大変です。
ジャッキアップし、できれば
ウマ(正式にはリジッド ラック)をちゃんと車両の下にいれて車両の落下防止を行ったほうがいいかな。自分はちゃんと入れてます。
4.タイヤホイールのナットを外す。よく体重かけたりして回す人がいるけど、ハブナットがねじれて折れてしまうのでクロスレンチで「トントントン」って感じである程度叩いて緩めてから回す。
言うまでも無く
締める時は時計回り、外す時は逆時計回り。常識。
5.ブレーキキャリパーの固定部を外す。タイヤホイールを外すとブレーキキャリパが露出するとおもいます。大体の車は上下固定してあるうちの下の方のボルトを外し、上の固定部分を軸にして回すように上に押し上げる。
このときメガネレンチを使うんですが、ボルト頭は裏側(車両の内側)で、外す時はしっかりねじ頭の部分とレンチを押さえて回す。ここのねじ頭がナメてしまうとえらいことに・・。
6・ブレーキキャリパを上に押し上げてブレーキパッドを取り外す。内側、外側でパッドの形状が多少違うことがあるので、このときよく観察して内外見分けておく・・けどまぁ、はまる様にしか作られてないので間違えたら取り付けられないのですぐわかる(笑)
外しにくかったらマイナスドライバーなどを使ってこじ抜くんですが、ブレーキディスクとかに傷が入らないように気をつけてやる。
ちなみに
使用後のブレーキパッド。
減りすぎ。(笑)
1mmぐらいしかないんじゃない?どーりでブレーキ踏んだ時にゴリゴリ言うと思った(ヲィ
ちなみに車検整備での規定は
3mmです。・・だめやん(笑)
ちなみに、これが
新品のブレーキパッド。

ブレーキ部分が大体10mmぐらいの厚さがあります。
これが減るほどブレーキ時の振動がブレーキペダルから伝わりますし、発熱をシリンダーを通してブレーキフルードに伝わってベーパーロック現象を起こしやすくなります。
厚さって大事だね!(;´Д`)y─┛~~~~
7.ブレーキパッドについているプレートを取り外す。ブレーキパッドの背面についている薄い金属板(車両によっては2枚重ね)があるのでこれをはがす。
この時点でウエスとブレーキクリーナーを使って古いグリスやら鉄粉やらを落としておく。
汚れが残ったりすると鳴きの原因を作ったりしてしまう(らしい)。
8.新品のブレーキパッドにプレートをとりつける。7.で外したプレートを同じように新品に組み付ける。
このときにブレーキパッド用グリスをうす〜く伸ばしながら塗る。厚くなると後の取り付け作業ではがれやすくなるんだよね。間違ってもブレーキ面の方に塗らないように。背面です(笑)
ちなみに、この背面のプレートを外してしまっても問題はなかったりする。お好みで。
9.ブレーキキャリパのシリンダを押し上げる。さ、ここがこの作業の肝にもなったりします。シリンダをきっちり押し上げなければいけないんですが、バイクとか小さいキャリパのシリンダならマイナスドライバーとか手で押し上げられるんですが、自動車のは普通重くてなかなか押しあがりません。ここで
万力の登場です。
まぁ
キャリパ専用の逆万力っていうのもあるんですが、個人が持つには高い工具なので、ホームセンターなどで売ってる万力をつかいます。
ここで注意というかテクニックですが・・そのまま万力を使って押し上げるとシリンダに傷を入れてしまう恐れがあるので、
万力の押し上げ部分とシリンダの間に使用後のブレーキパッドを間に入れて押し上げると平行に真っ直ぐ、シリンダを傷つけることなく押し上げられます。
ま、使用後のブレーキパッドもいい具合に薄くなってるから使いやすいと思います。
ここで、シリンダをきっちり根元まで押し上げておかないと、新品のパッドが入らないのできっちりやっておきましょう。
もう一つ注意で、ブレーキシリンダのリザーブ容量をよく確認しておきましょう。
交換時以外でブレーキフルード追加したことあればたまーにあふれてることがあるので。
ついでに、ディスクやキャリパの内側などに溜まった鉄粉をブレーキクリーナーで落としておきます。シリンダーのシール部分はゴム製なのでそこにはクリーナー液がつかないようにね。
10.新品のブレーキパッドを装着する。外す時の逆の手順で取り付けていきます。ブレーキのディスク面に「カチン」と合わさるまできっちりはめ込みます。でないと、キャリパ取り付けるときに入りませんから。
11.ブレーキキャリパを元の位置にもどし、ボルトを取り付け締める。このときにボルトのグリス量を確認して、古ければ新しいのを塗りなおします。
ボルト関係はこういうグリスをちゃんとしていれば腐食も防げるし、摩擦による締め付けの疎外などを防げます。つけすぎもアカンけど。
メガネレンチで締めるわけですけど、締め付けトルクが気になりますわな。
経験でいえば、2,3回トントンと叩いて締めるぐらいで。強すぎると折れるのでそこそこ繊細にしっかりと。
12.タイヤホイールを取り付ける。
こちらも、ハブボルトのホコリとかとってグリスをつけて締め付け。
この辺は自動車学校でも習うと思いますが、4穴なら対称的に、5穴なら星を描く様に。
13.左右の交換が終わったら車両を下ろす。タイヤつけ忘れとかないように(笑)
車両を下ろしたら、一応
ホイルナットの増し締めしておきましょ。
もし「すかっ」っと回るホイルナットがあったら即ジャッキアップしてやり直しましょう。
多分センターがずれてます。それ。
14.運転席に座り、ブレーキを空踏みする。最初はスカッと奥まで踏み込めると思います。ゆっくりと何度も踏み込んでいくと次第にペダルのアタリが手前のほうに来るようになると思います。
15.ブレーキフルードの残量を確認し、キチンとふたをする。ここで液の残量が減ってたら補充、増えてたら吸い取る・・んですが、吸い取りの注射器のようなシリンダが無い場合はストローで代用・・使い方は考えよう。吸っちゃ駄目だよ?(笑)
ふたをしたらウエスやらクリーナーやらでキレイに拭く。
エンジンルーム内もたまにはキレイにふきあげて置くと次からの作業が楽になるので機会があるたびにキレイにしときましょ。
16.ボンネットを閉め、終了。この後は、走行テストをやるんですが・・いきなりマジ走りしない(笑)
すこーし転がしてぐぐっとブレーキを踏む・・を3度ぐらい繰り返してブレーキの効きやがたつきが無いかを確認したら作業終了。
・・とまぁ、これの作業工程は大体30分ぐらいのもの。
もっとちゃんとしたジャッキアップの設備があったらもっと短縮できるんですけどね( ´ー`)y-~~
後片付けもきっちりと・・いい整備が出来る人は片付けも出来る人です。
この青空整備でのブレーキパッド交換で大事な条件があるんですよ。
それは
天候。
作業工程で、ブレーキフルードのリザーブタンクのふたを開ける・・というのがあるんですが、ブレーキフルードは非常に
吸湿性が高いため雨が振ってたり湿度が高かったりすると湿気吸っちゃうんですよね。
それが原因でフルードの劣化が早まったり、
ベーパーロック現象を引き起こす原因を作ったり。
そのために幾度か休みに作業やろうとおもってたんですが、天候に恵まれないためになかなかやれずじまい・・って言うこともあったんですよ。いやホント。
ブレーキパッド交換だけでなく、お店や工場などでブレーキフルード交換を工場でやる時でも出来れば雨の日を避けてやりたいものです。
(結構その辺無知な
インチキ走り屋のお客さんも多かった。)
余談ですが、ブレーキフルードを車両の塗装なんかにつけませんように。
塗装がパリパリパリッと割れちゃいますから。試しませんように(笑)
一応、ブレーキパッド交換は自動車整備工場等での作業が推奨されています。
大事な部分だけに、素人がやるには問題が・・という前提の下での作業なので、もしこれから個人で整備される方がいらっしゃったらその辺はちゃんと認識しておいてください。
この後、実に1年ぶりの洗車をしました。
いや・・以前は毎月洗ってたのですが・・・一年ぶりですよ?(;´Д`)y─┛~~~~
水垢やら層が厚くなってしまって輝きが全然もどりませんでした・・もっとマメに洗おう。